2020年12月号のあらすじで読む名作の本棚は
『34丁目の奇跡』
1947年に米国で公開された映画の原案として着想し、同時に小説として出版された作品です。
その後何度も映画がリメイクされ、クリスマスの定番となっていますね🎄
サンタを信じる心が人々を温かい気持ちにしてくれる奇跡のお話しです。
極度な現実主義者のシングルマザーであるドリスは「サンタ嫌い」。
娘のスーザンも母親から現実的に考えるよう教育され、夢など抱いたことがなく、近所の子どもとも遊ぶことはない。
隣に住む若手弁護士のフレッド・ゲイリーは、そんなスーザンをふびんに思いながら、一方でドリスに好意を寄せている。
主人公クリス・クリングルは、老人ホームに住む白いひげに赤い頬のサンタクロースそっく
りな老人だ。おまけに(名前もそうだが)自分はサンタクロースだと日頃から言い続けている。
ニューヨーク、マンハッタン34丁目。
メーシー百貨店が主催するクリスマス商戦を告げるパレードに、ひょんなことからクリスがサンタ役に急きょ起用されることになった。
そこから思わぬ展開となり、ドリスやスーザンの頑なな思いに大きな変化が訪れる。
ぜひ物語をご一読くださいね♪
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