2020年3月号:真光書店おすすめの1冊!

真光書店のおすすめの1冊!

3月号は『美しき鐘の声 平家物語(意訳で楽しむ古典シリーズ)全3巻』です。

1万年堂出版刊 木村耕一著/イラスト・黒澤葵 定価:各巻1,760 円(税込)


 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす…で始まる『平家物語』は、諸行無常、盛者必衰をテーマに語り継がれたノンフィクションです。平家が栄えてから滅ぶまで、わずか二十年あまりの物語ですが、このなかには、私たちが、生涯に経験する成功と失敗、喜びと悲しみ、すべての要素が詰まっています。

 平安時代の末期、貴族社会から武家社会へと移ろう激動のなかで「平家にあらずんば人にあらず」というほど栄華を極めた平氏が、なぜ衰退したのか――。この本は、人生設計に指針を与える内容を選んで、わかりやすく意訳しています。改めて古典の面白さに接するいい機会と捉えて、手に取っていただけると幸いです。


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