2020年7月号のあらすじで読む名作の本棚は
『レ・ミゼラブル』
本作は、ビクトル・ユーゴーが1862年に執筆したフランス文学。
とにかくスケールの大きい壮大な大河小説なので、あらすじも文字通り粗筋にしかならないが、ぜひ訳本をご一読のほど。
人間が紡ぎだす深い愛情とそれに倍する憎悪。過酷な環境の中での悲惨な罪と罰…。
ユーゴーは当初本作の売れ行きを心配し、出版社に「?」とだけ書いて手紙を出すと、出版社から「!」とだけ書かれた返事を受け取った。これは「売れてる?」「爆売れです!」という、世界一短い手紙として『ギネスブック』に掲載されている。
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